間違いだらけの布団乾燥機の使い方 |
売れ筋ランキングを見る前にここを見ろ |
ダニアレルギー体質の方はハウスダスト、特にダニの死骸やフンが舞い上がり呼吸器官から体内に入り様々なアレルギー症状を引き起こす原因と判明してきました。
この記事は本当にアレルギー体質で、布団の中のダニ対策をしたい方だけ見てください
テレビで布団乾燥機ダニ退治なんて放送されると100%信じる方が多いです、実際実験してみました |
間違いだらけの布団乾燥機ではダニは死なない 常識 |
今回布団乾燥機を一般家庭の普通の環境で使用してみました |
試験条件
室温 |
15℃ |
部屋暖房 |
エアコン、ファンヒーターの加温なし |
床材質 |
木質 フロ-リング |
部屋の広さ |
8畳間 |
運転時間 |
ダニ対策温風 連続2時間 |
測定機器 |
デジタル温度計で測定 |
布団乾燥機を使い部屋の温度が上昇して乾燥条件が良くなるように部屋の扉はしっかり締め切った状態です
最初の実験は布団乾燥機の使い方が悪いと残念な実験結果になる実験です |
温度測定場所 |
上側 温度測定
敷布団と掛布団の間に布団乾燥機をセットし温風吹き出し口より15cm離れた場所に温度測定センサーを設置
下側 温度測定
床面 フロアリングと敷布団の間に温度測定センサーを設置 |
実験から悪い使い方は何も効果がありません 電気代の無駄使い |
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スタート前 |
スタート前の温度
まだ布団乾燥機の電源は入っていません
敷布団と掛布団の間 温度12℃
フロ-リングと敷布団の間 温度14℃ |
折り返し60分 表59度 裏26度 |
ダニ対策時間は120分になります、この温度は折り返しの残り60分時点になります。
布団の中は59℃でまずまずの温度です、ダニもさぞかし不快な条件でしょう
床面温度は26℃でスタート前から比べ12℃上昇してダニが快適に過ごせる温度になりダニは下に移動します。
敷布団と掛布団の間 温度59℃
フロ-リングと敷布団の間 温度26℃ |
残り23分 表60度 裏31度 |
この布団乾燥機で本日 最高温度60℃になります
ダニは60℃になれば死滅しますが、条件が悪いと70℃でないと死滅しません、でもここまで温度が上昇すればいい方かな
敷布団と掛布団の間 温度60℃
フロ-リングと敷布団の間 温度31℃ |
残念、残り1分 表58度 裏33度 |
残り1分ラストスパート、布団の間は58℃まで下がりました、3℃位温度の上下を繰り返しながらラストスパートを迎えました、表面はほぼ60℃近くまで温度が上昇して普通の布団乾燥機モード終了です
敷布団と掛布団の間 温度58℃
フロ-リングと敷布団の間 温度33℃ |
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布団乾燥機が温める敷布団の(表面)温度は最高60℃となりダニが死滅する可能性があります
しかし内部はダニにとって快適温度になる
この結果からすると(表面)温度60度ですが内部は快適、ダニは表面から内部の涼しい場所に移動し、熱が冷めたら餌のある表面に移動してきます。 |
間違いだらけのダニ対策の感想 |
皆さんの自宅でもこんな感じで使用してみえる思いますので、工夫をしないと布団乾燥機の実力はこんなもんです。
60℃の温度に加熱できるのでダニ退治の効果はありますが、全てまんべんなく熱を通しダニが嫌がる環境ではない事が判明しました、もちろんダニには強烈なパンチはあたえた事にはなりますので、健康な体質な方なら、これでいいかも。
この後掃除機をまんべんなくかけ、 実際に寝てみましたが、軽い失敗をしました、フカフカ寝心地最高でしたが、いったん温めた布団は熱が逃げにくく、寝汗をタップリ布団に染み込ませ、またダニの住みやすい環境を作ってしまいました、布団乾燥機は送風モードがあります、布団を冷やしてから寝ることをおすすめします。 |
これでダメなら諦めてください |
次の実験です
ここからが本当のダニ対策
皆さんビックリの実験結果です
前回の部屋と同じですが布団乾燥機の性能をひき出すため、ちょっと工夫が施されています
室温 |
19℃ |
部屋暖房 |
エアコン、ファンヒーターの加温なし |
床材質 |
木質 フロ-リング |
部屋広さ |
8畳間 |
測定時間 |
ダニ対策温風 連続2時間 |
測定機器 |
デジタル温度計 |
布団の反転は無し、布団に触らず静止状態で2時間
布団乾燥機は改造なし(改造はしてはいけません)説明書に従い使用 |
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スタート前 |
スタート前の温度
まだ布団乾燥機の電源は入っていません
敷布団と掛布団の間 温度17℃
フロ-リングと敷布団の間温度18℃ |
折り返し60分 表55度 裏55度 |
ダニ対策時間は120分になります、この温度は折り返しの残り60分時点になります。
布団の中はほぼ56℃でまずまずの温度です、すでにダニはひん死でしょう
床面温度は55℃でスタート前から比べ37℃上昇してダニが逃げ場を失い・・・後は想像してください。
敷布団と掛布団の間 温度55℃
フロ-リングと敷布団の間 温度55℃ |
残り34分 表57度 裏58度 |
この布団乾燥機で本日 最高温度57℃になります
前回と比べ温風吹き出し口から温度センサーまでの距離を少し離したので最高温度は58℃で推移しました、逆に床側温度が58℃まで上昇していったん温めると温度は下がりにくいことが判明しました。
敷布団と掛布団の間 温度57℃
フロ-リングと敷布団の間 温度58℃ |
当店の実力、残り1分 表57度 裏58度 |
残り1分ラストスパート、布団の間は57℃まで下がりました、やはり今回も3℃位温度の上下を繰り返しながらラストスパートを迎えました、58℃まで温度が上昇してさすが布団乾燥機、変わらぬ実力を見せつけてくれました
敷布団と掛布団の間 温度57℃
フロ-リングと敷布団の間 温度58℃ |
布団の裏も表もほぼ60度、これが当店の答えです |
布団の表面温度のサーモグラフィ画像を見ますが、皆さんだまされてます、その画像「表面」でしょ「中」はどうなのって、肉だって同じ表面だけ焦げてても中が生焼け、よくあります、あなた食中毒覚悟で生で食べますか?布団も同じ、見かけより中身が大事
結果から敷布団下側も60度℃近く 上側敷布団60度℃近くとなりダニも逃げ場が無くなり、ダニよ死んでくれ。 |
本当のダニ対策の感想 |
正しい布団乾燥機の使い方なら表と裏55℃以上に温度が上昇してダニが下に逃げても灼熱地獄、上に逃げても灼熱地獄、ダニを追い詰める温度になりました。
ダニ対策が終わり、掃除機をかけ布団の中で寝てみましたが、不思議なことにカラット感触で、湿度のない暖かさに包まれて前回のように寝汗もさほどかかずにぐっすり眠れました、この事から布団乾燥機を通常の使い方で乾燥させると意外と湿度が抜けず水分が布団の中心部にまだ溜まっているのが分かりました。
実験したから分かる事って多いですね
たぶん布団の水分保有量が少なければダニだけでは無くカビの繁殖も防げるのではないでしょうか。
皆さんどこのメーカーの布団乾燥機が1番か、布団乾燥機ランキングで必死に探してますが、いくら評価が高い製品を買っても布団乾燥機の性能をフルに発揮させなければゴミ同然と理解していただけましたでしょか? |
本当のダニ対策 この方法の解説 |
知識のない方が使うと大変危険です、例えば料理に使う包丁も毎日使う安全な道具ですが、間違えた使い方は大ケガをします、例えば洗濯機にカッパ(雨具)を入れて洗ってはいけないのに洗う方、大けがします、こんな方世の中多すぎます、布団乾燥機の種明かしをするとなーんだそんな事と皆さん言いますが、この技術間違った使い方は危険です
簡単なことなのでテレビやラジオで多くの方に伝えアレルギーの方に活用してもらいたいくらいですが、簡単すぎるがゆえに勘違いして火事になる危険性があり控えております。
ぜひこの機会に当店にご来店いただき、長い説明をしっかり聞いてから実践してください、悩んでいたダニ対策、めんどくさい布団干し、機械のスイッチオンで悩みが吹っ飛びます、なんで悩んでいたのかバカバカしくなります。
各家庭に当店がお伺いしてダニ対策ができる家か下見に伺い、できる方のみお伝えいたします |
これがとても大切、ダニ退治が終わったら掃除機で吸引 |
ダニが死んだらダニの死骸とフンを掃除機で吸い取りましょう
生きているダニは呼吸器官に入りませんが、ダニの死骸とフンは気管支から体内に入りアレルギー症状を引き起こします
そうなる前にダニの死骸とフンを掃除機でまんべんなく吸い取りましょう
掃除機の使い方が悪いと不の連鎖になりますので掃除機の使い方のページもありますので、掃除のページもしっかり見てください
ダニを殺すのが目的と考えている人が多いですが、アレルゲンを掃除機で回収する事が本当の最終目的です |